昨年は東京オリンピック、パラリンピックでしたね。日本では、東京2020開催に向けて東京都内のホテルが特に増えました。
それに伴い外資系ブランドのホテルも増え、進出したホテルの中で今まで聞いたことがなかったブランドのホテルもあるのではないでしょうか?
ヒルトン、マリオット、ハイアットなど有名なブランドの名前のついたホテルならまだしも、エディション、アンダーズ、インディゴなどの名前を聞いて、どのホテルグループか分からないと言う方もいらっしゃるでしょう。今日は日本でもおなじみになっている外資系ブランドの一つ「ハイアットホテルアンドリゾーツ」の日本で展開しているブランド、部屋数を紹介していきます。
ハイアットのブランド一覧と歴史はこちら。
ハイアットホテルアンドリゾーツが誕生したのは1957年。アメリカ・シカゴの資産家であるプリツカー家がロサンゼルスの一軒のホテルを買収したところから始まります。そして現在では全世界68カ国、20ブランド、1,000軒以上のホテルを展開しています。
中でも日本で展開しているブランドの一覧は、パークハイアット、グランドハイアット、ハイアットリージェンシー、ハイアットハウス、アンダーズ、ハイアットセントリックです。
特に首都圏にお住まいだと、ハイアットといえば新宿のパークハイアット東京、六本木のグランドハイアット東京を思い浮かべることでしょう。特にパークハイアット東京は開業して四半世紀(開業1994年)経た現在でも多くの著名人が訪れ、色褪せないデザインが特徴的です。
それでは日本に展開しているハイアットのブランド一覧をそれぞれ紹介していきます。
ラグジュアリーブランドであるパークハイアット
ハイアットのブランド一覧の中でも最上位のブランドがパークハイアット。東京・西新宿のパークハイアット東京をご存知の方ならばすぐにイメージが湧くと思います。パークハイアットは他のホテルチェーンだと、リッツ・カールトン、マンダリンオリエンタル、ペニンシュラなどが競合するブランド。価格帯では競合しますが、違いはホテルとしての洗練された空間、おもてなし。
煌びやかさはないけれども、時を超えてもなお変わらぬ洗練された空間は日本各地のパークハイアットに共通することです。日本ではパークハイアット東京(177室)、パークハイアット京都(70室)、パークハイアット(100室)があります。
ラグジュアリーでグランドな体験ができるグランドハイアット
ハイアットのブランド一覧の中でグランドな体験のできるラグジュアリーホテルがグランドハイアットです。ここでいう「グランド」とは、印象的なホテルのデザイン、革新的な味を提供するレストラン、卓越したサービスなどお客様の期待をはるかに超えることを意味しています。同じラグジュアリーであるパークハイアットとの違いは施設構成。パークハイアットは客室数、レストラン、宴会場など施設がミニマムなのに対し、グランドハイアットは客室数、レストラン数、宴会場もパークハイアットより1ホテルあたりの数が多くなっています。
日本ではグランドハイアット東京(387室)、グランドハイアット福岡(370室)があります。
人とのつながりを大切にするハイアットリージェンシー
ハイアットリージェンシーはハイアットのブランド一覧の中で代表するブランドホテルです。1967年アメリカでのアフリカ人公民権運動で宿泊拒否された方達を受け入れたところからスタートしています。前述のパークハイアットやグランドハイアットよりもカジュアルなブランドになります。
日本ではハイアットリージェンシー東京(746室)、ハイアットリージェンシー東京ベイ(浦安市)(350室)、ハイアットリージェンシー横浜(315室)、ハイアットリージェンシー箱根(80室)、ハイアットリージェンシー京都(189室)、ハイアットリージェンシー大阪(480室)、ハイアットリージェンシー那覇沖縄(294室)、ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄(344室)があります。
長期滞在ホテルのハイアットハウス
長期滞在型のホテルブランドがハイアットハウス。お部屋にリビング、ベッド、ミニキッチンなどが用意されています。日本ではハイアットハウス金沢(90室)があります。
ラグジュアリーなライフスタイルブランドのアンダーズ
アンダーズはハイアットのブランド一覧の中でもラグジュアリーなライフスタイルホテル。ライフスタイルホテルとは、デザインのみならずホテルでの滞在を提案するホテルを指して言います。アンダーズは「パーソナルスタイル」を意味するヒンディー語が語源。ロンドンからスタートし、アジア初が2014年に開業したアンダーズ東京(164室)があります。
ホテルにある地域を楽しむハイアットセントリック
ハイアットセントリックはライフスタイルホテルの1つですが、より地域に根ざした営業をしているホテルです。日本ではハイアットセントリック銀座東京(164室)、ハイアットセントリック金沢(253室)。ハイアットセントリック銀座は地場の老舗菓子店など近隣の店舗とコラボレーションをした企画もされていてホテルだけでなく地域も含め楽しめる仕掛けがあります。
ハイアットは日本に最近増えたけれども、どこにあるのか、またブランドが色々あり悩んでしまうと思うこともあるのではないでしょうか。そんな時の参考になれば幸いです。
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