東京のホテルでノンアルコールカクテルのオススメはどこか?

東京ホテルレストラン

みなさん、こんにちは、ホテリエひろさんです。

こちらのブログでは、ホテル勤務歴20年、エグゼクティブマネージャーであった私の経験をもとにホテルが好きな人はもっと好きに、ホテルに興味はあるけれど、どのような準備をすればいいか分からないそんな方にはお役に立つ知識を提供していきます。

まん延防止の期間はホテルでノンアルコールカクテルを楽しむ

東京では現在、まん延防止等重点措置の最中。現在のところ期間は3月6日までとなっています。
飲食店での酒類の提供は午前11時〜午後8時まで。神奈川県、埼玉県、千葉県などの首都圏の各県も東京と同じ内容です。

お酒が好きな方には残念な時期にはなりますが、一方で若者のアルコール離れが進んでいるという話を耳にされた方も多いですよね。厚生労働省「国民健康栄養調査」によると、20~30代の男性の飲酒習慣率は20年前と比べておよそ半分程度となり、もともと飲酒習慣率の低い20代女性では、わずか3%とアルコールを楽しむ習慣が少なくなっています。

アルコール離れを「ソーバーキュリアス」というのですが、東京都内ではソーバーキュリアス対応のバーも登場。ノンアルコールも珍しくない世の中になってきています。さらに言うと、この20年ほどでタバコの喫煙率が下がり、タバコを吸う場所がかなり限定的になったように、アルコールを飲む機会も今後減っていくのではないかと私は思っております。
このご時世に乗じてホテルでもノンアルコールの取り組みをされています。今回はその中でも私がオススメしたい場所を2つ紹介します。

ノンアルコールを楽しめるホテルその1インターコンチネンタルホテル東京ベイ「ハドソンラウンジ」

東京都港区海岸1-16-2
TEL 03-5404-2222(ホテル代表)

営業時間 11:30〜21:00
(※)まん延防止法充填措置期間の営業時間です。ご利用の際は事前のご確認をお勧めします。

ホテルホームページより抜粋

ホテルインターコンチネンタル東京ベイはゆりかもめの竹芝駅に直結しているホテル。名前の通り東京湾に面していて、客室の一部からはお台場の風景も楽しめるホテルです。また、客室だとペット連れ専用フロアやラウンジもできていて、ラグジュアリーな雰囲気の中でも新しい取り組みをしているのが印象的だと私は感じています。

「火を囲む暖炉のあるラウンジ」を空間の中心として、天井高5mを超える圧倒的なハドソンラウンジは、ソファー席やプライベートルームを兼ね備えた、ホテルの中のシンボルラウンジ。

ホテルの1階にケーキショップがあるのですが、味にデザインにも凝った可愛らしいものばかり。ノンアルコールカクテルも可愛らしくて、個人的にお勧めしたい一つが、ベリーベリーチョコラテ。

ミックスベリー、シロップ、チョコレートシロップ、ホットミルクがミックスされたもの。これならば普段アルコールが苦手な方でもデザート感覚でいただけますね。

ノンアルコールを楽しめるホテルその2 6th(シクス) by オリエンタルホテル

東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル1F
営業時間
【カフェ】月〜金 11:00〜17:30 土日祝 10:30〜17:00
【バー】 月〜金 17:00〜21:30 土日祝 17:00〜22:00

レストランホームページより抜粋

場所は有楽町の駅前にあり、神戸のオリエンタルホテルに由来するレストランです。

レストランはダイニング、ステーキハウス、鮨などのお食事コーナーからカフェ、コーヒースタンドなどいくつの顔を持っています。ホテルの冠がついているとつい入るのを躊躇される方もいらっしゃいますが、こちらのお店はその心配はないと私は思っています。と言うのも例えばパスタランチが1,500円〜で有楽町駅前の立地ということを考えると、かなりリーズナブルではないでしょうか。

また、ダイニングではなくてもテイクアウトもできるコーヒースタンドや今回紹介するラウンジ&バーのスペースもあり様々なシーンで利用できます。

バーで提供されるノンアルコールカクテルで私がオススメしたいのは「バージンモヒート」。

もともとのカクテルからアルコールを抜いたものを「バージン〇〇」と呼ぶことがあり、モヒートのノンアルコール版です。通常のモヒートは、ラムベースでライム、ミント、ソーダがレシピですが、バージンモヒートはラムがないのが基本です。お店により砂糖やシロップなどが入っていますが、こちらのお店では少し甘めにできています。お酒は苦手だけれど、ちょっと大人な雰囲気を味わいたい方にはいいですね。

まとめ

アルコール好きの方には残念な期間ですが、ノンアルコールが増えている昨今、新たなトレンドを知るチャンスにもなります。また、今回ご紹介した2ヶ所はいずれも肩肘はらずでもホテルのラグジュアリーな雰囲気を味わいたい方にはお勧めしたい場所です。2月も後半戦に入り、暦だけでなく気候も春に近づいています。春を先取る気持ちで訪れてみてはいかがでしょうか。

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