みなさんこんにちは、ホテリエジャパン主宰の金満です。
こちらのブログでは、ホテルが好きな人はもっと好きに、ホテルに興味はあるけれど、どのような準備をすればいいか分からないそんな方にはお役に立つ知識を提供していきます。
「さよならマエストロ」はどんな話なのか?
TBSで日曜午後9時に放映されているのが「さよならマエストロ」。
マエストロはイタリア語で「指揮者」という意味ですが、西島秀俊さん演じるマエストロにまつわるお話になります。
オーストリア・ウィーンでマエストロとして活躍していた西島さんが、石田ゆり子さん演じる奥さまから「日本に帰国してほしい」という連絡が入り20年ぶりに日本へ帰国。心を通わすことのなかった芦田愛菜さん演じる娘との日本での生活がスタート。娘が徐々に心を開いていく、そんなお話です。
舞台になっているのが晴見市(はるみし)という架空の街。小さな街で市民ホールも数ヶ月後に閉鎖、晴見フィルハーモニーという市民オーケストラもそれに伴い解散という危機の中、西島さんが指揮者を任せられることになります。
全10話の話のうち、3月10日は第9話の放送。第1話ではズブの素人集団だった晴見フィルハーモニーも回を重ねるごとに形になり、仙台オーケストラフェスティバル(ドラマでの架空)に参加できることになります。
しかし、市民ホールがなくなり、練習場所の確保に苦労する中、メンバーが見つけたのが熱海の保養施設(という設定)。その保養施設がホテルニューアカオです。
「さよならマエストロ」の舞台、ホテルニューアカオはどんなホテルか?
ホテルニューアカオは1954年(昭和29年)に赤尾蔵之介が熱海に赤尾旅館を創業したのが最初です。その後1973年(昭和48年)にホテルニューアカオが営業を開始しました。
スタートは海上にそそり立つ250室のホテル(現オーシャンウィング)からスタート。その後1994年(平成6年)10月に100室のロイヤルウィング(現ホライゾンウィング)が開業。2022年にマイステイズ・ホテル・マネジメントが運営を承継し、現在は2つの建物、350室のホテルとして営業されています。
ホテルのキャッチコピーが
「昭和98年7月1日熱海のシンボル、蘇る」
国内最大級の劇場型レストランの「メインダイニング錦」や開業当時のシャンデリアが残る「サロン・ド・錦鱗」など昭和初期の華やかさを感じることができる館内施設や昭和レトロの内装でいただく缶詰バーなど内装も体験も「昭和づくし」という言葉が似合う施設です。
「さよならマエストロ」で放映されたホテルニューアカオの施設はどこか。
「さよならマエストロ」では晴見フィルハーモニーが演奏するシーンがあるのですが、放送をご覧になった方は「海が見える、パーティー会場のような場所」というところまで分かったと思います。
そのパーティー会場はホテルのオーシャンウィング15階にある「サロン・ド・錦鱗」。海はもちろん熱海市街を眺めることができるパーティー会場です。
シャンデリアが飾られ、ステージもあるのでまるで迎賓館に来たような気持ちになります。また、熱海といえば1年を通して花火大会が開催されていますが、花火大会もこちらの会場から見られそうですよ。
ホテルニューアカオでどんな滞在ができるのでしょうか?
ホテルニューアカオが「さよならマエストロ」のロケ地だということは理解できても、ホテルでどのように過ごせばいいのだろうか、と思いませんか?
こちらではホテルニューアカオでの過ごし方を紹介します。
ホテルは昭和がテーマのホテルであることはご理解いただけたかと思いますが、それ以外にも楽しんでいただきたいのが、「海の眺め」。
熱海駅から若干離れた海岸沿いにあることもあり、ホテルから眺める海は広さを感じます。
ホテル内にいくつかレストランはありますが、オススメしたい一つが「花の妖精」というレストラン。
ホテルのホライゾン・ウィングやオーシャン・ウィングの対岸に立つレストラン。人気なのは季節のフルーツパフェ。そしてカレーやキッシュなどランチメニューも充実しているので日帰り利用の方にもぴったりです。
また、宿泊であれば、客室はもちろんですが海のアクティビティを楽しんでいただきたいところ。オーシャンウィングが海岸に聳えている事をうまく利用して、SUPなどのアクティビティが充実しています。これならば夏の週末に楽しめそうですね。
このようにして、ドラマに登場してくるホテルを調べてみると、ロケ地をめぐるだけでなく様々なアクティビティも見つけられます。
この記事がそんなきっかけになれば幸いです。
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