国内のホテルチェーン 部屋数ランキング TOP10はどこか?

みなさんこんにちは、ホテリエジャパン主宰のhiroです。

今日からブログを本格的にスタートをしたいと思います。こちらのブログでは、ホテル勤務歴20年、エグゼクティブマネージャーであった私の経験をもとにホテルが好きな人はもっと好きに、ホテルに興味はあるけれど、どのような準備をすればいいか分からないそんな方にはお役に立つ知識を提供していきます。今日は、日本国内にどのようなホテルチェーンがあるかを紹介します。

ホテルチェーンとは何か?

最初にホテルチェーンとは何かの定義づけをしていきましょう。みなさんは、ホテルチェーンと聞いたときに具体的にどんな名前を思い浮かべるでしょうか?
「アパホテル」「東横イン」などのビジネスホテルチェーンと呼ばれるホテルや「ヒルトンホテル」「マリオットホテル」「プリンスホテル」など、シティホテルやリゾートホテルを思い浮かべるはずです。
それらのホテルチェーンに共通するものはなんでしょうか?お客様の目に見えるところだと、ホテルの看板からアメニティに至るまで館内のあらゆる場所についているロゴマーク、マリオットならばマリオットボンボイ、プリンスホテルならば西武プリンスクラブなどの会員組織などの広告宣伝などのマーケティング活動があります。さらにお客様の目には見えない部分では客室のアメニティやレストラン、宴会場の食材など一つのホテルだとコストがかかるものをチェーン全体で購入することで、お客様にもできる限りの価格を抑えた形で提供をすることができます。ホテルチェーンは、ブランド、土地、建物、会社組織などの経営資源などのいずれかが一つのグループを形成しているホテル群のことを指していて、マーケティング、サービス基準の統一化、共同仕入れ、ホテル間の人事交流などのメリットがあります。

国内ホテルチェーンの部屋数ランキングTOP10はこちら!

それでは2020年のホテルチェーンの軒数、部屋数ランキングベスト10をみてみましょう。

第1位 ルートインホテルズ 総軒数:322軒 総室数:55,405室
第2位 東横イン      総軒数:232軒 総室数:64,934室
第3位 アパホテルズ&リゾーツ 総軒数:232軒 総室数:53,368室
第4位 スーパーホテル     総軒数:158軒 総室数:17,832室
第4位 リブマックスホテルズ&リゾーツ 総軒数:158軒 総室数:10,808室
(軒数で同位)
第6位 マイステイズ・ホテル・マネジメント 総軒数:100軒 総室数:16,842室
第7位 プリンスホテル     総軒数:82軒 総室数:23,000室
第8位 相鉄ホテルマネジメント 総軒数:77軒 総室数:14,398室
第9位 ファミリーロッジ旅籠屋 総軒数:76軒 総室数:1,031室
第10位 ホスピタリティパートナーグループ 総軒数:67軒 総室数:9,308室


(Travel Clubサイトより抜粋。ただし、プリンスホテルは筆者が調べた上でランキングに挿入)

それではランキング順にTOP3のホテルの特徴を紹介していきます。

ホテルチェーンその1 ルートインホテルズ

ルートインホテルズは1977年(昭和52年)に創業したホテルチェーン。ホテルのブランドは主に4つあり、1番スタンダードなのはビジネスホテルの「ホテルルートイン」。多くのビジネスホテルが駅前、繁華街に立地しているのに対し、ホテルルートインは郊外型の立地も多く、駐車場と大浴場が基本的な用件になっています。2つ目は「ルートイングランディア」。グランディアとはイタリア語で「壮大な」という意味です。上記の「ホテルルートイン」に加え、大浴場が温泉、食事は夕食対応可能なレストランが併設されているなど、ちょっと贅沢なホテル。3つ目は「アークホテル」。大阪、京都、博多など西日本を中心に6軒展開しているブランドで、ホテル自体に寛ぎがあり洗練された空間が特徴です。4つ目がグランヴィリオホテル。リゾート立地でサイパンやベトナム・ダナンなど海外にも展開しています。

ホテルチェーンその2 東横イン

東横インは1986年(昭和61年)に創業したホテルチェーン。北は北海道・旭川から南は沖縄・石垣島まで展開。ビジネスユースを中心としたホテルですが、前述の石垣島などリゾート地にも展開しているのが特徴。無料朝食付きであること、近年客室の改装もされていて、壁の色がライトブルーになっているなど以前から東横インを利用されている方には清潔感を感じるのではないでしょうか。

ホテルチェーンその3 アパホテルズ&リゾーツ

1980年(昭和55年)に金沢でスタートしたのがアパホテルです。「私がアパホテルの社長です」の女性社長の看板ばかりが印象的なホテルチェーンですが、ホテルづくり自体が特徴的です。例えば幕張に1000室規模の大型ホテルを経営していますが、元々は幕張プリンスホテル。結婚式などが行われ、最上階にレストランがあるようなシティホテルの象徴のような場所でしたが、現在は大浴場を取り入れたり、最上階が漫画喫茶になっているなど、これまでのホテルでは考えなかった斬新なアイディアをホテルに取り入れていることも特徴の一つです。

ほとんどがビジネスホテルと呼ばれるカテゴリーですが、それぞれのホテルに創業者の思いが反映されているので、事前にちょっとだけ頭に入れると面白いです。
みなさんもお出かけ前の知識としてみてくださいね。

コメント

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